診療へのこだわり(インプラント編)

当クリニックで行うインプラントとは

インプラントは50年以上前からある技術ですが、テクノロジーの進歩とともに
より安全で再現性の高い治療法
となっております。
今回、当クリニックでどのようにインプラントを行なっているか、実際の症例をご紹介致します。

実際の流れ

精密検査とシミューレーション作成

CT撮影や歯型とり、噛み合わせの記録とりを行います。
歯列模型の作成とCT分析を行い、理想的な歯を入れるために、
どの位置に埋入するか
を骨密度と解剖学的安全性を考慮に入れ、
決定し、シミュレーションを作成します。

サージカルガイドの作成


インプラントをどの位置に埋入するか治療計画設計したとしても、実際にその位置に埋入できる腕がないと再現性がある治療とは言えません。
サージカルガイドはどんな熟練の歯科医師よりも高精度にシミュレーション通りにインプラント埋入することが出来るシステムです。
サージカルガイドを作成し、計画した位置に確実に安全に埋入します。

オッセオインテグレーション

純チタンのインプラント体は骨と結合します。それをオッセオインテグレーションといいます。1.5ヶ月から3ヶ月待ちます。

プロビジョナルレストレーション

プロビジョナルレストレーションです

プロビジョナルレストレーションとは仮歯のことです。最終的な歯を入れる前に仮の歯を作成し、歯茎の形態を整えます。とても大切なプロセスです。

ファイナルレストレーションのセット

アクセスホールがど真ん中に空いているのは理想的な位置に埋入できた証拠です

最終修復物である、ジルコニアクラウンを装着します。咬合調整を行なって、しっかりとツルツルに研磨することが大切です。ジルコニアは強度が強い反面、ツルツルにしておかないと、噛み合う相手の歯をヤスリのように削ってしまうことがあります。

アクセスホールの充填

アクセスホールを埋めた後です

ジルコニアの上部にはアクセスホールといって穴が空いています。これはインプラントと上部構造をねじ止めアクセスするためのホールです。
一週間ほど使って問題なければアクセスホールを埋めます。
アクセスホールは必要に応じて再アクセス出来るようになっております。
メインテナンスできるシステムになっています。

歯肉に炎症がなく調和しています

メインテナンス

インプラントは身体の一部となります。他の歯と同様メインテナンスが必要です。

インプラントは丈夫な構造をしていますが、お手入れが悪いとインプラント周囲炎になったり、最悪の場合、グラグラして抜けてしまうことがあります。
日々のセルフケアと定期的なプロケアが必須です。
とはいえ、これはインプラントに限らず、天然の歯全てに共通のことです。
インプラントだけ専門でやっているような医院ではメインテナンスを行なっていないところもあります。またメインテナンスが高額な場合もあります。
そういった医院でも保険医療機関と提携しているところもあります。まずはかかりつけ歯科医に相談してから紹介を受けることをお勧めいたします。または、当院のように、インプラントも保険診療も行なっている総合医院の受診があちこち移動もなくトータルサポートが受けれて安心です。

費用

390,000(税込429,000円)

全てトータルの費用です。CT撮影や分析料、サージカルガイドやお薬代など、インプラントに関わる全ての費用が含まれます。